イージス・アショア:秋田と日米安保(3)演習が示した対米追随

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「漁網切断で訓練中止」の見出しを掲げ、日米合同演習の中止を1981年5月22日付1面トップで伝えた秋田魁新報の紙面
「漁網切断で訓練中止」の見出しを掲げ、日米合同演習の中止を1981年5月22日付1面トップで伝えた秋田魁新報の紙面

 県内の漁師にとって、日本海のマス漁が大きな収入源だった時代がある。最盛期は5月。そのさなかに海上自衛隊と米海軍による日米合同演習が実施されたのは1981年のことだ。

 「なぜわれわれの操業が制約を受けなければいけないのかという思いしかなかった」。八峰町八森の漁師で、県漁業協同組合の前組合長、藤田博英さん(67)は振り返る。

 この演習が行われた81年は、日本と米国の関係が新たな段階に入った年でもあった。

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連載企画:イージス・アショア:第3部・秋田と日米安保

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