時代を語る・西木正明(30)審査する責任がある
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不思議なもんです。本が売れないっていわれて久しいのに、小説を書いてみようとする人はものすごくいるんだから。私は27年前からさきがけ文学賞、4年前から新田次郎文学賞の審査員を務めています。毎年、応募作品の多さに驚かされます。
審査する時は、受賞作を評価するために選考から漏れた作品をこき下ろさなければいけないことがあるんです。だから審査員というのは、受賞者にはいつまでも感謝されるけど外れた人からはずっと恨まれる存在なんです。それを覚悟しないと引き受けられません。
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