女子制服、スラックスもOK 本荘高、性的少数者に配慮

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新たに導入される女子用スラックス(右)。従来のリボンに加えてネクタイも製作し、いずれか好きなものを選べるようにした
新たに導入される女子用スラックス(右)。従来のリボンに加えてネクタイも製作し、いずれか好きなものを選べるようにした

 秋田県由利本荘市の本荘高校(今井智幸校長、718人)は2019年度から、女子生徒が制服を「スカート」と「スラックス」のどちらでも選べるようにする。スラックス採用は、心と体の性が異なる「トランスジェンダー」の生徒への配慮で、防寒や防犯なども目的だが、県教育庁は「性的少数者(LGBT)に配慮した選択制の導入は、県内で初めてではないか」としている。スカートとスラックスを日によって履き替えることもできると歓迎する女子生徒もいる。

 同校によると、女子制服の選択制導入は昨年11月から検討。地元の中学校関係者から制服をトランスジェンダーに配慮できないかと相談されたことをきっかけに、生徒と教職員でつくる「女子制服検討委員会」を設置した。

 12月中旬には、全校の女子生徒(377人)と教職員(男女計32人)にアンケートを実施。選択制導入については「賛成」と「どちらでも良い」との回答が合わせて8割以上を占めた。

 アンケート結果や社会情勢を踏まえ、今月8日の職員会議で導入を決定。18日、保護者に通知した。今後は生徒手帳に記載する規則を改定し、選抜試験の合格者に配る「入学のしおり」にも明記し、新入生に周知するという。

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