ガス民営化実現へ にかほ市、曲折経て来月にも契約

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市が管理する液化天然ガスの貯蔵施設=にかほ市飛
市が管理する液化天然ガスの貯蔵施設=にかほ市飛

 秋田県にかほ市で、過去に頓挫したガス事業の民営化が実現しそうだ。応募があった2社の事業計画を比較する2次審査を今月行い、1社に絞り込んだ。市議会への説明を経て来月には契約を結ぶ見込み。2011年の公募では、経済情勢の変化により契約に至らなかった経緯があるだけに、市ガス水道局は「契約、譲渡にこぎ着けたい」と話す。

 市は行財政改革の一環として、08年からガス民営化を検討、11年に譲渡先を募集した。しかし、応募した1社が2次審査に必要な事業計画などを、12年4月の期限までに提出せずに辞退した。同局によると、12年1月末までにTDKが生産拠点再編による市内4工場の閉鎖を発表し、大口需要が落ち込む見通しとなったためだという。

 再公募となった今回は2社が応募し、いずれも書類による1次審査を通過した。有識者による検討委員会が今月、2次審査で事業計画の内容を比較検討した。民営化は20年4月を予定している。

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