弁護士殺害国賠訴訟、県の上告決定 県議会が可決

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秋田県庁(資料写真)
秋田県庁(資料写真)

 2010年11月、秋田県秋田市の弁護士津谷裕貴(ひろたか)さん=当時(55)=が自宅に侵入した男に刺殺された事件を巡る国家賠償請求訴訟で、県は26日、最高裁への上告を決めた。県議会が関連議案を可決した。上訴期限のきょう27日に上告する。

 二審の仙台高裁秋田支部判決は、現場に駆け付けた警察官の対応に過失があったと認定。県への損害賠償請求を退けた一審秋田地裁判決を変更し、県と男に約1億6480万円の支払いを命じる遺族側の逆転勝訴を言い渡した。県側はこれを不服として上告する方針を示していた。

 本会議では、加賀屋千鶴子氏(共産)が討論で「二審判決を真摯(しんし)に受け止め上告を断念すべきだ」と反対を表明したが、起立採決の結果、賛成39、反対1(議長除く)の賛成多数で可決した。

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