ROAD TO 東京:バレーボール女子・佐藤美弥(下) つらさ、喜び、全て糧に
会員向け記事
お気に入りに登録
バレーボール女子日本代表のセッター佐藤美弥(28)=日立、聖霊高―嘉悦大出=は秋田市土崎港出身。友人に誘われ、小学4年でバレーを始めた。土崎中ではセッターとしてバランスの取れた攻撃を展開し、3年時にチームを29年ぶりの全県制覇に導いた。
土崎中で指導した小濱まゆみさん(57)=秋田市・城南中監督=は「高さのあるセッターで、ネット際のジャンプトスを得意にしていた。責任感が強く、レシーブが崩れてもしっかりトスを上げた」。中学で身長が伸びたといい、身長175センチの大型セッターとしての出発点となった。