悩む若者の受け皿に 秋田市・蜘蛛の糸、ライン相談始める

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寄せられた相談に対応するスタッフ
寄せられた相談に対応するスタッフ

 若者の自殺予防のため、会員制交流サイト(SNS)を活用する動きが活発になりつつある。秋田市のNPO法人あきた自殺対策センター蜘蛛(くも)の糸(佐藤久男理事長)は1日、無料通信アプリLINE(ライン)を使い、北東北3県の若者を対象に相談の受け付けを始めた。SNSは電話や対面より気軽に相談しやすいとされ、悩みを抱える若者の受け皿になりそうだ。

 初日は受け付け開始から約1時間で、本県の高校生や20代計6人が相談。人間関係や仕事の悩みが寄せられ、臨床心理士や精神保健福祉士らスタッフ6人が対応した。

 相談は、2017年度に厚生労働省が創設した「若者に向けた効果的な自殺対策推進事業」の一環。SNSで誘い出された自殺志願の女性ら9人の遺体が神奈川県座間市のアパートから見つかった事件を受け、広く若者の悩みに寄り添う狙いだ。厚労省が全国の民間団体に半年単位で事業を委託し、「自殺対策強化月間」の3月は、蜘蛛の糸を含む9団体に委託した。

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