米朝首脳、会談初日に対立と米紙 金氏「信頼不十分」と抵抗

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会談場のホテルの中庭を歩くトランプ米大統領(右)と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長=2月28日、ハノイ(ロイター=共同)
会談場のホテルの中庭を歩くトランプ米大統領(右)と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長=2月28日、ハノイ(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】3日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、事実上決裂した2月末の米朝首脳再会談の舞台裏を報じた。初日の夕食会の時点で、全ての核施設の廃棄を求めるトランプ米大統領に対し、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は信頼関係が不十分だとして抵抗し、意見が対立していたという。複数の交渉参加者の話としている。

 会談はベトナムの首都ハノイで2月27、28日に実施された。同紙によると、金氏は27日夜、夕食会場到着の直後、寧辺の核施設廃棄と引き換えに、2016年以降に国連安全保障理事会が採択した制裁決議5件の解除を提案。トランプ氏は全ての施設を廃棄するよう求めた。