住民から疑問相次ぐ 防衛省、対空レーダー調査を公開

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秋田商高敷地内で行われた電波の実測調査に立ち会う地元住民
秋田商高敷地内で行われた電波の実測調査に立ち会う地元住民

 地上イージスの秋田市内への配備計画で、防衛省は4日、候補地の陸上自衛隊新屋演習場で実施している陸自の対空レーダー装置を使った調査について、地元住民に初めて公開した。住民からは地上イージスに搭載予定の最新レーダーとは性能が異なるとして、調査に疑問の声が上がった。

 新屋演習場近くの町内会長ら12人が参加。調査の立ち会いは報道機関に非公開で行われた。参加者によると、演習場中央付近に配置した対空レーダー装置を視察。続いて、東に約560メートル離れた秋田商業高校グラウンド内にある測定現場を訪れ、放射した方向の外側に漏れる電波「サイドローブ」の強度を示す測定器の画面を確認した。

 住民は「対空レーダー装置が放射するレーダーの出力はいくらか」「地上イージスに搭載するレーダーとの違いは」などと質問。防衛省側は「出力のデータは示せない」と答え、サイドローブの強さはあらかじめ机上計算した強度を下回っていることを説明したという。

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