古里にバロック音楽を 横手市、資金集めチェンバロ購入へ

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大仙市の小学校で行った演奏会。中央奥にあるのがチェンバロ、左が冨永さん=2016年9月(冨永さん提供)
大仙市の小学校で行った演奏会。中央奥にあるのがチェンバロ、左が冨永さん=2016年9月(冨永さん提供)

 秋田県横手市出身でオーストリア・ザルツブルク在住のファゴット奏者冨永芳憲さん(68)を中心とした「ふるさとにバロック音楽をひろめ隊」が、県内でコンサートや楽器演奏の講座を開こうと準備を進めている。バロック音楽の演奏に欠かせないチェンバロが横手市近郊にはないため、購入資金をクラウドファンディング(CF)で募っている。

 バロック音楽は、17世紀初めから18世紀半ばの欧州で、宮廷や教会を中心に栄えた音楽の総称。チェンバロはピアノの前身で、音量が小さく優しい音色が特徴だ。

 国内にチェンバロを備えているホールは少なく、コンサートを開催するにはこうしたホールや製作工房などから借りて、多額の費用をかけて輸送しなければならないという。3年前に冨永さんが横手市でコンサートを開催した際も名古屋市から輸送したことから、今回購入に踏み切ることにした。

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