県民会館跡地に土塁や排水の構造 県埋文センターが調査報告

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旧久保田城内の発掘成果などを紹介した報告会
旧久保田城内の発掘成果などを紹介した報告会

 秋田県埋蔵文化財センターは9日、2018年度発掘調査に関する報告会を秋田市山王の県生涯学習センターで開いた。発掘した県内8遺跡のうち、旧久保田城内の渋江屋敷跡では、土塁の造成法や地下水を排水する仕組みが判明したと説明。考古学ファンら約300人は熱心に耳を傾けた。

 旧久保田城内の調査地区は、城の三の丸に当たる旧県民会館とジョイナスの敷地で、秋田藩家老を務めた渋江家の上屋敷だった。和洋高校校舎と隣接する敷地西側から初期の土塁が見つかり、頂部に3基の柱穴があった。秋田藩の史料「国典類抄」などに記述がある板塀の跡とみられる。

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