ふるさと小紀行:開得寺(潟上市) 「経済人」の人柄伝える

会員向け記事
※写真クリックで拡大表示します
開得寺の本堂。左は新野住職
開得寺の本堂。左は新野住職

 潟上市飯田川飯塚の開得寺(新野建臣住職)は、県内有数の醸造元として知られる地元の小玉合名会社(現小玉醸造)の2代目・故小玉友吉によって建てられた。現在も地域住民に親しまれるとともに、往事の友吉の姿を今に伝える。

 小玉醸造は1879年、友吉の父・久米之助が創業し、今年で140周年を迎える。しょうゆとみその醸造を手掛けてきた。創業から34年後の1913年には酒造業に着手し、今では「太平山」の銘柄で名高い。

 飯田川町史や開得寺創建誌によると、寺がある土地はもともと、小玉家の別荘地となる予定だった。

お気に入りに登録
シェアする

秋田魁新報(紙の新聞)は購読中ですか

紙の新聞を購読中です

秋田魁新報を定期購読中なら、新聞併読コース(新聞購読料+月額330円)がお得です。

新聞は購読していません

購読してなくてもウェブコースに登録すると、記事を読むことができます。

この連載企画の記事一覧

秋田の最新ニュース