浅舞絞り、真澄、クマゲラ…県立博物館職員が研究成果を報告

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県立博物館の職員が研究成果を解説した報告会
県立博物館の職員が研究成果を解説した報告会

 秋田県立博物館の2018年度調査研究報告会が16日、秋田市山王の県生涯学習センターで開かれた。市民ら約100人を前に、同館の職員6人が工芸や歴史、生物など5部門で発表した。

 齋藤知佳子学芸主事は、横手市平鹿町で生産された染め物「浅舞絞り」をテーマに発表。浅舞絞りは江戸時代後期、名古屋の有松・鳴海絞りの技術が伝わったとされ、明治半ばまで栄えたが、現在は地元の保存会が作るのみだという。

 発表では現存する着物の調査などを基に浅舞絞りの文様や技術の特徴について考察。小さいハート形の文様が並ぶ「折り縫い」、細かい丸形の文様をつくる「鹿(か)の子絞り」などを用いてコイや秋田フキを描いた着物を紹介し、「さまざまな縫いや絞りの技法を組み合わせており、花鳥風月の模様が多い」と話した。

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