「まずかった」美大側、非認める 卒業式謝辞のイージス削除

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秋田公立美術大学(資料写真)
秋田公立美術大学(資料写真)

 21日行われた秋田公立美術大学(秋田市、霜鳥秋則学長)の卒業式で、学生代表の謝辞から地上イージス配備計画に触れる部分が大学の要請で削除された問題で、大学は22日、「まずかった」と非を認めた。学生や地元の新屋地区の住民からは「自由にものを言えないのはおかしい」「忖度(そんたく)があったのでは」と疑問の声が聞かれた。

 削除されたのは、大学に近い陸上自衛隊新屋演習場への配備計画に触れ「平和な生活を過ごせるよう願う」と述べようとした部分。事前に原稿を見た学生課長に言われ、学生は削除を受け入れた。

 大学理事の二木正行事務局長は22日、秋田魁新報社の取材に「学生課長からは『削除して』とは言っていないと聞いている。『デリケートなこともあり、上(学長ら)に確認が必要になるとの趣旨を(学生代表に)伝えた』とは聞いた」と釈明。ただ、大学事務局の対応としては「まずかったと思う。申し訳なかった」と述べた。

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