時代を語る・内藤徹(22)謎多い六甲保母殺し

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自白調書に添付されていた略図(一部加工)
自白調書に添付されていた略図(一部加工)

 大阪では非常に謎めいていて、捜査上問題の多い殺人事件の弁護も担当しました。大阪市のアパートに一人住まいをしていた35歳独身の保母(保育士)が失踪。荒木文穂さん(故人)という同じアパートに住み、経済情報誌を発行していた40歳の男が逮捕、起訴されました。

 事件は私が弁護士を始めて3年目の昭和40(1965)年8月に発生。保母の遺体発見場所が神戸市の有名な六甲山中であったことから「六甲山保母殺人事件」と呼ばれています。

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