乳児3遺体遺棄、不明点多く解明難航か 事件発覚から1週間

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
乳児3人の遺体が見つかった現場=17日午後4時55分ごろ、秋田市雄和種沢
乳児3人の遺体が見つかった現場=17日午後4時55分ごろ、秋田市雄和種沢

 秋田市雄和種沢字前田の作業小屋で乳児3人の白骨化遺体が見つかった事件は、24日で発覚から1週間。県警は死体遺棄容疑で捜査している。DNA鑑定で身元特定を図るが、遺棄に至る経緯など不明な点が多く、解明には時間がかかるとみられる。

 遺体は16日午後、小屋2階の物置で相次ぎ見つかった。それぞれ段ボール箱などに納められ、「骨はさまざまに変色し、欠けた部分もあって一見して人骨とは分からない状態だった」(捜査関係者)というが、頭部などは残っていた。死後数年たち、体は妊娠38~40週ほどの大きさだったことが17日の司法解剖で判明。出産予定期に生まれ、早産ではなかったとみられる。死因や血縁関係、性別は分かっていない。産み落とされて遺棄されるまでの経緯に関しても手掛かりは見つかっていないという。

 捜査関係者によると、箱は物置の奥まった場所にあり、それぞれテープで密閉され、粒状の消臭剤のような物も入っていたという。現場の状況から県警は、犯人が箱を隠し、発覚を免れようとした可能性もあるとみている。

(全文 696 文字 / 残り 251 文字)