時代を語る・内藤徹(24)丁々発止の大阪気質

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地位保全の仮処分を求める裁判で(前列右端)=昭和42年
地位保全の仮処分を求める裁判で(前列右端)=昭和42年

 昭和47(1972)年11月、9年余りお世話になった大阪の「佐々木法律事務所」を辞め、秋田に帰ってきました。45年ごろから弁護士の父庸男(つねお)に帰郷を勧められ、そろそろかなと思い、父が秋田市中通に開設していた「内藤法律事務所」に入りました。事務所は今も同じビルの5階にあります。

 大阪で結婚生活を始めた妻孝子や3人の子供にとって初めての秋田暮らしでした。秋田へ帰ることについて妻は特に何も言いませんでした。私が秋田出身、しかも長男で、父が秋田で弁護士を開業していたため、いつか帰ることは織り込み済みだったのかもしれません。ハタハタを漬けたり、すしを作ったりするようになりましたから、結構秋田になじんだと思います。

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