ROAD TO 東京:カヌー・小野祐佳 現役復帰、感覚に磨き
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カヌー・スプリント女子カヤックの小野祐佳(28)=県体協、本荘高―筑波大出=は県職員として仕事に専念するために一度は現役を引退したが、東京五輪への挑戦を決意した。復活への道を確かな足取りで歩んでいる。
競技を離れて3年近くたった2016年秋に転機が訪れた。日本代表コーチでルーマニア出身のイスパス・オクタビアン・バジル氏(45)から「君しかいない」と五輪挑戦を打診された。引退する前に日本代表で指導を受けており、信頼を寄せていた。「やるしかないと思った」と振り返る。