東北電力、秋田火力廃止を検討 老朽化でコスト増

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将来的な廃止が検討されている秋田火力発電所=27日、秋田市のポートタワー・セリオンから撮影
将来的な廃止が検討されている秋田火力発電所=27日、秋田市のポートタワー・セリオンから撮影

 東北電力が、秋田火力発電所(秋田市飯島)を将来的に廃止する方向で検討していると自治体関係者に伝えていたことが27日、分かった。既存設備の老朽化により、発電コストがかさんでいることに加え、能代火力発電所(能代市字大森山)の3号機増設などにより、今後の電力需給の見通しが立っていることなどが要因とみられる。

 関係者によると、発電所の廃止時期は未定という。現在稼働する3基のうち、2019年度は3号機を廃止し、残る2、4号機も順次休廃止する方向。

 秋田火力は1970年、県内初の火力発電所として1号機の運転を開始。2号機(出力35万キロワット)、3号機(同)、4号機(60万キロワット)は72~80年に運転を開始し、老朽化が進んでいる。1号機は2003年に、東日本大震災を受けて新設された5号機は今月15日に廃止されている。

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