時代を語る・内藤徹(31)所有権の移転を阻む

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
現在、県に管理されている能代産廃センター=昨年8月、能代市浅内
現在、県に管理されている能代産廃センター=昨年8月、能代市浅内

 「能代産業廃棄物処理センター」を巡る裁判では、もう1回被告になりました。相手(原告)は秋田市の土木建築会社。センターの大半の土地と建物に所有権があると主張、秋田地裁に提訴したのです。私が破産管財人に選任されてから、ちょうど10年後の平成20(2008)年のことでした。

 この会社は東京のリース会社からセンターの債権を買い取り、土地建物の所有権移転を請求できる仮登記も引き継いだとしていました。裁判ではこの仮登記を本登記にするよう求めていました。提訴した会社は、本登記が認められ、所有権が取得できれば、産廃処分場を再開したいと言っていました。

(全文 744 文字 / 残り 473 文字)

この連載企画の記事一覧