地元で愛され103年、割烹若松が閉店へ 美郷町六郷の料亭

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15日に閉店する「割烹若松」
15日に閉店する「割烹若松」

 1916(大正5)年に創業した秋田県美郷町六郷の老舗料亭「割烹(かっぽう)若松」(冨樫正典社長)が15日で閉店する。利用客の減少が続いていたが、103年にわたって地元で愛されていただけに、常連客らから閉店を惜しむ声が聞かれる。

 同店は冨樫社長(69)の祖母マツさんが「若松家(屋)」として創業。父吉郎さんが2代目を継ぎ、母アイさんも調理を担当していた。冨樫社長は、東京・築地の料理店と旧大曲市の料亭で板前修業をした後、76年から店で働き始め、2001年に後を継いだ。

 現在の建物は昭和初期に建築。1959(昭和34)年ごろに小部屋2室を増築、さらに76(昭和51)年に100畳の大広間が増築された。木造一部2階建てで延べ床面積約855平方メートルの大規模な料亭として知られてきた。

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