「ナマハゲ」実施町内7増、6割超 ユネスコ登録追い風

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約6年ぶりに行われた大倉のナマハゲ=昨年12月31日、男鹿市脇本富永
約6年ぶりに行われた大倉のナマハゲ=昨年12月31日、男鹿市脇本富永

 昨年の大みそかに民俗行事「男鹿のナマハゲ」を実施した町内は秋田県男鹿市内で92あり、前年より7町内増えたことが市のまとめで分かった。全148町内に占める割合は62%で、市が把握している2012年以降で初めて6割を超えた。ナマハゲは昨年12月1日に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録され注目を集めており、市文化スポーツ課は「各町内で実施の機運が盛り上がったのではないか」としている。

 国の重要無形民俗文化財に指定される前年の1977年に行われた調査では、合併前の旧男鹿市と旧若美町の全82地区のうち、ほぼ全域に当たる80地区が実施していた。近年は「不幸が多かった」といった理由で1、2年中断するケースに加え、少子高齢化による担い手不足や迎え入れる家の減少で、途絶える町内が目立っていた。

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