上新城小1人だけの入学式 土崎南小は10年で最多【動画】

お気に入りに登録

※写真クリックで拡大表示します
担任から教科書を受け取り、うれしそうにページをめくる鈴木君=上新城小
担任から教科書を受け取り、うれしそうにページをめくる鈴木君=上新城小

 秋田市の市立小学校の入学式が10日、一斉に行われた。少子化が進み児童数が減少する中、上新城小の新入生はわずか1人。市街地では学区内に子育て世帯が増えた影響で、新1年生が増えた学校もあった。市教育委員会は学校再編の検討に着手しており、地域住民や保護者による協議会を立ち上げ、話し合いを進める方針だ。

 北部地域の上新城小は1874(明治7)年に開校。児童数は、資料が残る1965(昭和40)年の288人をピークに年々減少している。2019年度は、ただ1人の新入生鈴木力(りき)君(6)を含め、全校児童は20人。全ての学年が「複式学級」(2学年を一つにした学級)で構成される。

 体育館で行われた入学式で鈴木君は、在校生や教員の拍手に迎えられ、緊張した面持ちで入場。「算数や跳び箱を頑張りたい。お兄さん、お姉さんと遊ぶのが楽しみ」と声を弾ませた。

 県教育庁義務教育課によると、19年度の新入生が1人の小学校は、上新城小と阿仁合小(北秋田市)の2校のみ。国立社会保障・人口問題研究所の推計では、上新城小の児童数は40年に12人まで減ると見込まれている。

(全文 1057 文字 / 残り 585 文字)