「なり手不足」どこ吹く風 秋田市議選、新人13人出馬か

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秋田市役所前には、市議選への投票を呼び掛ける看板が設置されている
秋田市役所前には、市議選への投票を呼び掛ける看板が設置されている

 秋田県議選(7日投開票)が終わり、県内の統一地方選は21日投開票の後半戦に突入する。全国で地方議員のなり手不足が深刻化する中、14日告示の秋田市議選(定数36)には定数を10上回る46人が立候補する見通しだ。現職の2人が県議に転身し、5人が勇退を決めた一方で、新人は13人が出馬を予定。活発な論戦が展開されそうだ。

 市北部地域の国道7号沿いで3月中旬、50代の新人男性がのぼり旗を手につじ立ちしていた。

 「地元に帰ってきて間もない。まず顔を覚えてもらわないと」。昨年末に30年以上勤めた会社を辞め、関東地方から秋田市に戻った。「定年が近づく中、秋田に貢献したいという思いが強くなった」と出馬を決めた。支持拡大に向け、自分のようなUターン組や移住者も意識する。

 今回の秋田市議選には定数を大きく上回る立候補が予定されており、こうした議員選挙は近年、県内であまりない。昨年行われた北秋田、八峰、仙北の3市町議選の立候補者は定数を1上回るにとどまった。15年の東成瀬村、16年の井川町、17年の八郎潟町は無投票だった。

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