大規模農業で高所得 大潟村、「次世代再生力」で県内トップ

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大潟村の大潟こども園で入園式を終え記念撮影する子どもと保護者=8日
大潟村の大潟こども園で入園式を終え記念撮影する子どもと保護者=8日

 秋田魁新報社が地域エコノミスト・藻谷浩介氏の協力を得て設定した、地域の子どもの生まれやすさを示す「次世代再生力」と、子どもが親世代になったときの定着状況を測る「親世代定着指数」は、2017年時点で両指標とも大潟村がトップだった。その背景について村や住民に話を聞くと、「大規模農業による所得の安定」「家族・地域ぐるみの子育て」「人の出入りが多く、開放的な土地柄」といったキーワードが浮かぶ。

 干拓によって1964年に誕生した大潟村では、住民の大半が大規模農業を営む。村総務企画課は「一定の収入が見込めるため、村外に出た若者が戻り農業を継ぐケースが多い。生活の見通しが立つことが出産にもつながっているのではないか」とする。

 村出身の三浦拓美さん(37)、早苗さん(40)夫妻は長男柊星(しゅうせい)ちゃん(3)を育てながら15ヘクタールでコメ作りをしている。拓美さんは茨城県の養豚場で4年働いた後に帰郷。「大規模なので専業でやっていける点が大きい」と話す。

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