さきがけ政経懇話会:転換期を迎えた地方自治

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
佐々木信夫さん
佐々木信夫さん

 秋田さきがけ政経懇話会の4月例会が15日、秋田市の秋田ビューホテルで開かれ、中央大名誉教授の佐々木信夫さん(71)が「転換期を迎えた地方自治」と題して講演した。「人口が増えた右肩上がりの時代につくられた仕組みを、人口減に合わせてリセットしなければいけない」と強調。人口20万人以上の中核市が周辺市町村と協力して行政サービスに取り組む「連携中枢都市圏」を拡大させる必要性を強調した。

 約3330万人だった国内人口が約1億2800万人にまで急増した明治初期から平成までを振り返り、「さまざまな社会インフラが整備されてきた。しかし新たな物をどんどん造る時代は終わった」と指摘。人口減少により、地域の高度な医療、教育、多様な小売りサービスなどが失われる可能性があるとし、市町村による広域連携の必要性に触れた。

(全文 1008 文字 / 残り 657 文字)