いけばな松生派、創流100年 秋田市で20、21日記念展

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節目を記念した生け花展を前に、教場で稽古に励む会員たち=秋田市中通
節目を記念した生け花展を前に、教場で稽古に励む会員たち=秋田市中通

 秋田県内の生け花流派「いけばな松生派」が創流100年目を迎え、記念展「百花繚乱(りょうらん) 百年のその先へ」を20、21日に秋田市中通のにぎわい交流館で開く。県内創流の現存流派では「千家生花」に次いで歴史が古い松生派。記念展を前に8日、2代目家元の杉村月郊(げっこう)(本名・道子)さんが病死する不幸に見舞われたが、会員たちは「先生の教えを受け継ぎ、節目の展示を成功させたい」と意気込む。

 「県いけばな史」(県華道連盟、県いけばな作家協会発行)などによると、松生派は1920(大正9)年に創流した。当時、県内では古くからの格式にのっとる「格花(かくばな)」の形式が一般的だったが、松生派は「盛り花」や「投げ入れ」を取り入れた新しい発想の生け花として注目され、県内各地から講習会の依頼が多く寄せられた。

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