笑えて、気付けて、ためになる 福祉・医療者の劇団が活動中

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「じいちゃん、みんなに良くしてもらって幸せだよなぁ」。おばあちゃん(右から2人目)を演じるのが八代さん=秋田市
「じいちゃん、みんなに良くしてもらって幸せだよなぁ」。おばあちゃん(右から2人目)を演じるのが八代さん=秋田市

 秋田県内の福祉・医療関係者でつくる劇団「ちいさなお世話」の公演が、発足から2年半で30回を数えた。「笑えて、気付けて、ためになる」を合言葉に、認知症や特殊詐欺などをテーマにした芝居を各地で披露してきた。最新作のタイトルは「晴れのち日常、ときどき看取(みと)り」。公演をのぞいてみた。

 入院中のおじいちゃんが末期がんと分かり、自宅でのみとりを模索する家族会議の場面から芝居が始まる。常々「死ぬ時はこの家で」と話していた本人の願いをくんで「おら、家(え)さ連れできてぇよ」と訴えるおばあちゃん。家族も同意し、在宅医療の専門職の力を借りながら、自宅で介護することを決める。

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