時代を語る・千田宏二(17)矮化栽培にチャレンジ

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水田を転換したリンゴ園。木々の間には花を植栽=昭和60年ごろ
水田を転換したリンゴ園。木々の間には花を植栽=昭和60年ごろ

 昭和55(1980)年、長野県の矮化(わいか)栽培に衝撃を受けた俺たちは「秋田でも矮化をしなければ、全国に後れを取ってしまう」という危機感を持ちました。視察から戻るとすぐに「増田矮化研究会」が結成されました。増田町(現横手市増田町)を中心に会員は90人。俺も仲間4、5人と、田んぼ3枚に矮化に向けた苗圃(びょうほ)をつくりました。

 本格栽培が始まったのは2年後の57年でした。増田町では減反の割り当て以上にリンゴが広がり、リンゴの販売額がコメを上回る年もありました。県内では増田町だけだったと記憶しています。

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