時代を語る・千田宏二(19)おらほの品種で勢い

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「ふじ」の突然変異種「やたか」の重さを計量=昭和61年
「ふじ」の突然変異種「やたか」の重さを計量=昭和61年

 「ゴールデンデリシャス」の無袋栽培が、農家の技術を底上げし、平鹿リンゴのブランド確立につながったことは以前、お話ししました。もう一つ、産地化の大きな原動力になったのは地元品種の登場です。

 昭和42(1967)年、平鹿町(現横手市)醍醐の山谷吉太郎さんという方のリンゴ園で「ふじ」の枝変わり(突然変異)が見つかりました。平鹿地方には昭和30年代後半にふじが入り、徐々に増えていました。

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