乾癬の悩み、共有する場に 湯沢市の女性、患者会設立へ始動

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初会合を開いた設立準備委員会のメンバー
初会合を開いた設立準備委員会のメンバー

 皮膚がかさぶたのようになって剥がれ落ちる「乾癬(かんせん)」。東北で唯一、乾癬の患者会がない秋田県で、有志が設立準備委員会を立ち上げた。発起人の佐藤佳路子(かじこ)さん(54)=湯沢市=は「他県の患者会とも連携し、病気への正しい理解を広げていく契機にしたい」と話す。

 佐藤さんが乾癬を発症したのは高校2年の頃。美容院で「頭皮に赤い湿疹があるけど、かゆくない?」と聞かれて初めて気付いた。程なく足にも広がり、皮膚科で処方された軟こうを1年ほど塗り続けたが改善しなかった。

 高校3年で、今度は甲状腺の病気であるバセドー病が見つかり、総合病院に入院。そこで初めて「乾癬」と診断を受けた。バセドー病は手術を経て完治したが、治療の過程で乾癬の症状が悪化。「皮膚が貝殻のように硬く、分厚くなって盛り上がり、剥がれて血だらけになるのがつらかった」(佐藤さん)。やがてリウマチのような関節の痛みが現れ、一時は歩くのもやっとの状態に。手足の指関節が大きく変形し、首にもこわばりが残った。
ど塗り続けたが改善しなかった。

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