県北ぶらっと寺社めぐり:正法院(北秋田市鎌沢) 地域住民を守る大仏

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高さ4・82メートルの「丈六延命地蔵菩薩」
高さ4・82メートルの「丈六延命地蔵菩薩」

 北秋田市鎌沢(かまのさわ)にある正法院(しょうぼういん)は、大仏がある寺として知られる。山門の右に立つ大仏殿に「丈六延命地蔵菩薩(じょうろくえんめいじぞうぼさつ)」が安置されている。悪疫退散、長寿福禄などの守護として信仰を集め、県内外から訪れる人が絶えない。

 大仏は木造で、江戸時代中期の1745(延享2)年に作られた。高さ4・82メートル。尺貫法で一丈六尺(4・84メートル)となることが名前の由来。清水道広住職(40)によると、頭部は蔵之丞了慶(くらのじょうりょうけい)が制作したとされる。蔵之丞は、鎌倉時代の大仏師運慶一門の三十三代。胴体は、蔵之丞の弟子で正法院の第7世悟山忍州(ごさんにんしゅう)が作ったとされる。

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正法院の情報

北秋田市鎌沢字家ノ南45
創建は江戸時代初期の1657(明暦3)年
「丈六延命地蔵菩薩」の公開は日の出から日没まで。拝観自由
問い合わせは正法院TEL0186・78・2022

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