いぶりがっこGI登録 県内4件目、製造業者から喜びの声

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GI登録されたいぶりがっこ(県いぶりがっこ振興協議会提供)
GI登録されたいぶりがっこ(県いぶりがっこ振興協議会提供)

 農林水産省は8日、地域の農林水産物や食品のブランドを守る「地理的表示(GI)保護制度」の対象に、秋田県特産の漬物「いぶりがっこ」を追加したと発表した。同県のGI登録は、大館市の「大館とんぶり」、羽後町の「ひばり野オクラ」、鹿角市の「松館しぼり大根」に続き4品目。県内の製造業者からは喜びの声が上がった。

 いぶりがっこは、ダイコンをいぶした漬物。香ばしい香りとパリパリとした食感が特徴。野菜をいぶした漬物は世界的にも珍しいとされる。

 県などによると、県内の製造本数は2014年度の14業者計250万本から、17年度は17業者計278万本まで増加。知名度が上がり需要が伸びる一方、近年は他県産で品質の劣る類似品も出回っていたという。

 このため、特産としてのブランド力向上に加え、さらなる販路拡大を図るには、業者間で統一歩調をとる必要があると判断。県や県中小企業団体中央会が仲介役となり、17年1月に県内三つの製造業者団体が「県いぶりがっこ振興協議会」(会長・佐々木司県観光文化スポーツ部長)を設立。同9月にGI登録を申請した。

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