技能実習生の今(4)戦力 経営左右する存在に

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黙々とミシンで衣服を仕立てるパイオニアソーイングの実習生
黙々とミシンで衣服を仕立てるパイオニアソーイングの実習生

 ベトナム人の技能実習生が県内で増えた背景には、人手不足がある。

 大潟村を本拠に男鹿市や北秋田市で農場経営する「正八」は、4~5年前から社員とパートの募集をしても従業員が集まらず、2017年からベトナム人の実習生を受け入れた。現在5人を雇用する宮川正和社長(56)は「即戦力になっている」と評価。実習生の受け入れ後、25ヘクタール所有する同村の農地をさらに3ヘクタール増やした。今年もカボチャ畑を2割ほど増やすという。

 能代市で木材乾燥機の製造などを手掛けるJESは、17年からベトナム人男性の技能実習生3人を受け入れた。社員が高齢化して働き手が減り、ハローワークに求人を出しても人が来ない。知人から監理団体を紹介されて実習生受け入れを決めた。現在3人いる実習生について青木航社長(37)は「真面目に働いてくれる」と話す。

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