角館庁舎の建設計画、入札不調続く 資材見積価格にずれ?

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新角館庁舎の完成イメージ図
新角館庁舎の完成イメージ図

 秋田県仙北市の新角館庁舎の建設計画が足踏みしている。工事入札で、参加を申し込んだ共同企業体(JV)が、価格が合わないとして応札前に辞退する事態が2度も続いた。市は建設資材の見積額に市側とJV側とで差異があるとみるが、建物の意匠の見直しや仕様変更などで単価圧縮を図り来月にも3度目の入札を行う考え。ただ、予定価格が変わるかは不透明で、入札の成否が注目される。

 大仙仙北地域のある業者は「建設不況の時代は赤字でも受注しなければ仕事がなかったが、今は無理してまで公共工事を請け負う必要はない。会社の経営のことも考えなければならない」と明かす。

 新角館庁舎の建設は、2005年の町村合併時から検討されてきた統合庁舎がまとまらず、代替案として進められてきた経緯がある。別のある業者は「無理に単価を下げた結果、市民が使いにくい庁舎になっては意味がない。建物の規模や機能について、設計段階からしっかりと見直してもいいのではないか」と指摘した。

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