北都銀、3期連続減収減益 フィデア取締役に伊藤氏内定

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 北都銀行(伊藤新頭取)の持ち株会社フィデアホールディングス(フィデアHD、仙台市、田尾祐一社長)は15日、2019年3月期決算を発表した。北都銀単体の経常収益は前期比1・3%減の226億7900万円、経常利益は10・3%減の23億7900万円、純利益は16・6%減の15億1200万円で3期連続の減収減益となった。有価証券利息配当金や株式等売却益の減少が響いた。

 生命保険や投資信託の手数料など役務取引等利益が伸び、人件費など経費削減も一定の効果を上げたものの、それ以上に有価証券利息配当金や貸出金利息など資金利益が減少した。本業のもうけを示すコア業務純益は24・2%減の18億1900万円だった。

 伊藤頭取は、減収減益となったものの、昨年10月の中間決算で上方修正した経常利益20億円、純利益15億円を上回ったことを強調。「預貸金の利息差は減っているが、この減少分よりも役務取引等利益の伸びが大きく収益改善の効果が出ている。コンサルティング業務を一層強化し、低金利環境を跳ね返す」と述べた。

 また、フィデアホールディングスは15日、役員人事を内定したと発表した。新たな取締役として北都銀行代表取締役頭取の伊藤新氏(57)が就任。取締役の斉藤永吉氏(69)は退任する。

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