地方点描:絆の茂里[本荘支局]

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 東京で暮らす鈴木道子さん(87)の目には、かつて由利本荘市石沢の公園「絆の茂里(もり)」で見た、息をのむような美しい桜が今も焼き付いている。

 鈴木さんは、太平洋戦争末期に東京から旧石沢村(現同市石沢)に疎開した東京高等師範学校付属高等女学校(現お茶の水女子大付属高校)の生徒109人の一人だ。1995年に疎開生と「石沢に桜を贈る会」を結成。翌年、平和を祈念して109本の苗木を贈り、絆の茂里に住民らと植樹した。

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