秋田市指定文化財に2件追加 具足と如来立像、計159件に

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桶側丸龍紋蒔絵紺糸威二枚胴具足
桶側丸龍紋蒔絵紺糸威二枚胴具足

 秋田市教育委員会は、秋田藩4代藩主佐竹義格(よしただ、1694~1715年)所用と伝わる「桶側丸(おけがわまる)龍紋(りゅうもん)蒔絵(まきえ)紺糸威(こんいとおどし)二枚胴(にまいどう)具足(ぐそく)」と、同市雄和下黒瀬の真宗大谷派妙光山正覺(しょうがく)寺の本堂に安置される「木造阿弥陀如来立像」の2件を、新たに市文化財に指定した。市文化財は計159件。

 具足は同市千秋公園の佐竹史料館の所蔵。江戸の秋田藩邸に仕えた甲冑(かっちゅう)師・左近士(さこんじ)正六重直が1713年に制作したとされる。蒔絵など優れた工芸が施してあり、装飾性が際立つ江戸中期以降の具足の特徴を備える。

 木造阿弥陀如来立像(高さ70・4センチ)はヒノキ製で、複数の木材を組み合わせた寄せ木造りで江戸初期に作られた。つなぎ目が目立たないことや、頭部が差し首であることなど、室町後期以降に多く見られる特徴がある。

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