秋田の「赤い靴」物語、横手で映画撮影開始 市民も熱演

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エキストラを交えて行われた撮影
エキストラを交えて行われた撮影

 明治期に秋田県で生まれた女性の実話を基にした映画「みちのく秋田 赤い靴の女の子」の撮影が18日、石谷洋子監督(73)=埼玉県在住=の出身地である横手市で始まった。映画は米国人宣教師に育てられ渡米した女性の波乱の生涯を、さまざまな人間模様とともに描く。初日は市民エキストラ約20人を交え、同市雄物川町の民家苑「木戸五郎兵衛村」などで撮影した。

 主人公は刑務所で生まれた金子ハツ。宣教師として秋田に赴任したハリソンは身寄りのないハツを引き取って育て、ハツが12歳の時に一緒に渡米した。ハツは米国の大学を卒業してハワイで教師となるが、34歳の若さで病死した。

 江戸から大正期の古民家が移築・復元された民家苑では、秋田に降り立ったハリソンが、人力車に乗って町を移動するシーンを撮影した。地元住民役のエキストラたちは練習や本番で、外国人の姿を物珍しそうに見たり、人力車を追いかけたりする演技を何度も繰り返した。

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