「右折」に伴う衝突、秋田でも多発 大津の事故と同じ形態

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秋田市内の交差点で右折待ちする乗用車(写真は一部加工)
秋田市内の交差点で右折待ちする乗用車(写真は一部加工)

 大津市で園児2人が車にはねられて亡くなった事故は、交差点での右折車と直進車の衝突が引き金だった。秋田県内でも右折に伴う衝突事故は後を絶たず、昨年の発生件数は左折時の33倍。死者が出る年もあり、県警は大きな事故につながりやすいとして注意を呼び掛けている。

 「対向車がいないと思った」。今年初め、秋田市内の交差点で2台の車が衝突した。原因は右折しようとした70代男性の前方不注視。「車が途切れ、行けると思ってアクセルを踏んだ」。しかし、対向車線を直進してきた車に気付かず衝突。男性は肋骨(ろっこつ)を折った。

 当時は道が混み、なかなか車が進まない状況。「急いでいたこともあり、無理やり進もうとしたかもしれない」。大津市の事故に触れ、「自分の場合も悲惨な事故につながる可能性はあった。『行けるかも』ではなく、余裕を持った運転が必要だと痛感した」と反省を口にする。

 県警交通企画課によると、昨年起きた右折に伴う車同士の人身事故は101件で、左折に伴う事故(3件)の33倍あった。

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