地上イージス 秋田県知事、安全対策万全か注視

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佐竹敬久知事
佐竹敬久知事

 秋田県の佐竹敬久知事は20日の定例会見で、防衛省が秋田市の陸上自衛隊新屋演習場を迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」(地上イージス)の配備先として「適地」との調査結果を県と市に伝える方針であることについて、「テロや事故があった際に周辺住民の被害を防ぐことができるのか。防護施設や警備体制が万全かどうかを見る」と述べ、防衛省の安全対策の内容を重視する考えを示した。

 防衛省は昨年10月から約半年間、新屋演習場で地質、測量、電波環境といった調査を行い、配備の可否を検討。配備の支障となるような大きな問題はないとして、近く県や市に適地とする結果を報告する方針を固めている。

 佐竹知事は「最初から軟弱地盤の場所は選ばないはずだ。電波についても極端に問題があるという結果は出ないと思う」と主張。調査結果そのものよりも、防衛省側が住宅地に近い新屋演習場の現状をどのように認識し、安全対策を講じるかが受け入れの賛否を判断する材料になるとの考えを示した。

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