土崎地区を襲う津波、VRで体験 県内初、秋田市が映像制作

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秋田市土崎地区での津波被害を想定した啓発映像の一場面
秋田市土崎地区での津波被害を想定した啓発映像の一場面

 崩れ落ちる建物、迫り来る津波―。秋田市は、地震や津波が発生した際に想定される被害の啓発映像と、仮想現実(VR)で災害を体験できる「津波シミュレーションシステム」を県内で初めて導入し、20日公開した。ともに津波による浸水が想定される土崎地区を舞台に制作。市民に切迫感を持った避難行動を取ってほしい考えだ。

 「午後1時20分、地震発生」。画面が突然揺れだし、建物の窓ガラスが割れ、道路に散乱。神社の鳥居も崩れ落ちた。約30分後、ポートタワー・セリオンを背景に津波が襲来。JR土崎駅や住宅街を次々とのみ込んだ。土崎小学校は1階部分が全て水に漬かり、流木やがれきが漂った。

 シミュレーションは北部市民サービスセンターに設置され、今月27~29日には住民向け体験会が行われる。要望があれば学校や自主防災組織での防災教室でも利用する。

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