男鹿の希少ラン科植物、有志が保護活動 国内で唯一自生

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
赤紫色の花を咲かせるチョウセンキバナアツモリソウ
赤紫色の花を咲かせるチョウセンキバナアツモリソウ

 国内では秋田県の男鹿国定公園内にのみ自生する希少なラン科植物「チョウセンキバナアツモリソウ」の保護増殖活動が本年度、男鹿市北浦真山で始まった。地元有志が4月に移植した栽培地では17株が赤紫のかれんな花を咲かせ始めており、この先1週間ほどは楽しめそうという。活動に取り組む自然保護団体「男鹿の自然を見つめ直す会」(水戸部嘉輝会長)が花を公開しており「ぜひ地元の人に見てもらいたい」とする。

 チョウセンキバナアツモリソウは袋状の花が特徴的で、赤紫の模様は一つ一つ異なる。水戸部会長は「自生地への立ち入りはできないが、栽培地では間近に花を見ることができる。男鹿の自然に関心を持ち、みんなで守る大切さを考えてほしい」と話した。

(全文 775 文字 / 残り 465 文字)