秋田市出身・バスケ杉本 3人制代表候補合宿で躍動

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3人制日本代表候補の練習で、ドリブルで攻め込む杉本。合宿では攻撃力の高さを示した=15日、横手体育館
3人制日本代表候補の練習で、ドリブルで攻め込む杉本。合宿では攻撃力の高さを示した=15日、横手体育館

 バスケットボール男子で、将来の日本代表入りが期待される秋田市出身のガード杉本天昇(20)=日大3年=が着実な進化を遂げている。土浦日大高(茨城)時代から各年代の日本代表に選ばれ、昨年末の全日本大学選手権(インカレ)では得点王に輝いた。来年の東京五輪出場が有力な3人制の日本代表候補にも名を連ねるホープは、「バスケットで日本を、秋田を盛り上げたい」と大志を抱く。

 横手市の横手体育館で13~15日に行われた3人制日本代表候補の第1次強化合宿。内外から次々にシュートを沈める杉本は、絶妙のタイミングでアシストパスも通し、持ち前のオフェンス力を披露した。「秋田が好きなので、こういう形(代表候補の合宿)で帰って来られてうれしい」

 3人制代表の長谷川誠アソシエイトコーチ(48)=秋田ノーザンハピネッツテクニカルディレクター=は「シュートもリバウンドも、どんどんいくのが魅力」と評価する。合宿にはハピネッツのガード保岡龍斗(24)も参加しており、1対1で競う場面もあった。

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想像を超える上達

 旭北小2年の時、ミニバスケットをやっていた3歳上の姉の練習が終わると、親と一緒に迎えに行って体育館を走り回っていた。当時から旭北スポ少のコーチだった高橋修正(しゅうしょう)さん(63)は「スポーツ大好きのわんぱく少年。選手不足に悩んでいたこともあって勧誘した」と思い出す。スポ少の練習がない日も、杉本は県立体育館の一般開放日などを利用して汗を流した。「単純に勝つと楽しいので、昔から勝利が練習のモチベーション」

 高橋さんは「教えていないプレーを試合で見せることもあり、想像を超える速さで上達した。今まで見てきた選手の中でバスケットへの情熱は一番」と語る。

存在感のある選手に

 5人制のフル代表に上り詰めることとともに、Bリーグでも存在感のある選手になることを目指す。そのためには体力やシュート精度の向上が求められる。「Bリーガーとして必要なことは今から意識して練習し、身に付けたい」と意欲的だ。

 早ければ在学中にも、特別指定選手としてリーグデビューする可能性もある。これまで積み重ねてきた鍛錬、実績が、国内最高峰の舞台でどのように開花するのか。期待が膨らむ。