「意外性が読者引き込む」 全県短歌、歌人・今野さんが講演

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今野さんの講演や講評が行われた第80回全県短歌大会
今野さんの講演や講評が行われた第80回全県短歌大会

 秋田魁新報社主催の「第80回全県短歌大会」が26日、秋田市山王の県生涯学習センターで開かれた。出詠者や特別参加の高校生ら計143人は、歌人で歌誌「りとむ」編集人の今野寿美(すみ)さん(67)=川崎市=の講演などを通じ、創作意欲を新たにした。全県短歌大会は1937年に第1回を開催。戦時中の中断を除き毎年開かれている。

 大会には、県内の愛好者264人が1首ずつ出詠した。講師の歌人今野寿美(すみ)さん(67)=川崎市=は「歌で輝く言葉」をたくさん知っていることが大事とした上で「歌には思いがけない言葉があると良い。意外性が読者を引き込む」とアドバイスした。

 【講師特選】
今年また男鹿半島に生まれたる入道雲を歓喜と呼ぶか 五城目町 石井良之助
我じゃない道の向こうにかけた声かあさんと呼ぶあのなつかしさ 秋田市 小幡昌子
やはらかきそのひと声に白鳥の空ゆく群が進路を変へつ 由利本荘市 打矢京子

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