遠い風近い風[小玉節郎]困った人、雨男

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 友人知人に「彼が来ると、彼女が来ると」決まって雨が降るという人がいませんか。俗にいう雨男、雨女。酒の話題で笑っているうちはいいけれど、期限内・予算内で済まさなければいけない取材仕事で雨は大打撃です。これが重なると雨男を取材班に入れなくなる。偶然であり本人のせいではないとわかっていても、繰り返し降ると、ヤツを呼ぶな、となってしまう。

 私の仕事仲間に強力な雨男がいた。「強力な」というのは、アウトドア系の仲間で晴れ男として知られる数人が、旅先でその雨男と合流した日から雨が降り始めて散々な目に遭ったという事実があるからだ。

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