「ネットで著作無料公開」の背景は… 仙北、塩野さんトーク

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無料公開した「中国の職人」について語る塩野さん(右)と奥野さん
無料公開した「中国の職人」について語る塩野さん(右)と奥野さん

著書「中国の職人」をインターネットで無料公開した秋田県仙北市角館町出身の作家塩野米松さんのトークショーが1日、同市の新潮社記念文学館で開かれ、掲載サイト「ほぼ日刊イトイ新聞」(ほぼ日)の編集などに携わる奥野武範さんを相手に、公開の背景を語った。約60人が参加した。

 「中国の職人」は急須や泥人形作りなどに携わる職人6人を取材し、それぞれの来歴や仕事への思いを丁寧に聞き取った作品。出版を模索したが実現せず、知人で「ほぼ日」を主宰する糸井重里さんに呼び掛けて無料公開した。

 塩野さんは「紙の本が売れない時代。編集者から『売る自信がない』と言われ、ならば0円の本として読んでもらう方法を採ろうと思った」と振り返った。

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