県内大学の研究から[秋田大大学院・景山陽一教授]ヒューマンセンシング

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唇の形状の変化を分析する学生
唇の形状の変化を分析する学生

 情報技術(IT)は、さまざまな情報をいかに拾い上げて有用な形で伝達し、人間の暮らしやすさ、幸福につなげられるかが鍵だ。

 秋田大大学院理工学研究科の景山陽一教授(47)=数理・電気電子情報学専攻、人間情報工学コース=が掲げるのは「人と人をつなぐ手段としてのIT、人を中心としたIT」。高齢者の体調や気持ちを自動で読み取って遠隔地の家族に伝える仕組みや、高齢者自身が複雑な操作をしなくても済むシステムの構築に取り組んでいる。

 ◇   ◇

 研究の核となる手法が「センシング」。センサーなどを使い、さまざまな情報を計測し数値化する技術だ。温度、音量、明るさ、衝撃の強さといったデータを収集し活用する。

 人工衛星や無人飛行機に搭載したセンサーで地表を計測するのが「リモートセンシング」。景山教授はそのデータを使って八郎湖の汚濁状況や、東日本大震災の震災廃棄物の量・分布を分析し、環境問題や災害対策にも取り組んでいる。

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