700メートル、揺らぐ根拠 地上イージスずさん調査

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 地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の「適地調査」報告書に事実と異なるずさんなデータが記されていた問題で、防衛省は5日、電波を遮蔽(しゃへい)する山があるため配備に適さないとした国有地9カ所全てで、根拠となるデータが事実ではなかったことを明らかにした。

 これにより、地上イージスの配備計画で防衛省が住宅地との間に確保するとしている「700メートル」の意味合いが揺れ始めた。住宅地から主要施設を遠ざける目安としてこの距離を挙げた知事と防衛省がともに、数字には根拠がないと発言。配備計画の中で唐突に浮上し、住民が賛同しているわけでもない「700メートル」は、その距離を確保する意義すら見えなくなっている。

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