つくだ煮業界変えるぞ 潟上、若手経営者4人がブランド化事業

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自社工場について説明するスメルトの佐藤代表
自社工場について説明するスメルトの佐藤代表

 秋田県潟上市のつくだ煮製造4社の若手経営者4人がチームを組み、共同で商品開発や販路開拓を目指す2年間のブランド化事業をスタートさせた。若者支援に力を入れる県の助成を活用し、都内のデザイナーらの協力を得て地元業界の盛り上げを図る。佐藤賢一代表(35)=佐藤食品社長=は「自分たちの世代はこの先20年、30年とつくだ煮作りを続ける。1社ではできない挑戦を実現させ、業界の維持発展につなげたい」と話す。

 ほかのメンバーは佐藤徳太郎商店社長の佐藤進幸(みちゆき)さん(44)、菅英佃煮(つくだに)本舗常務の菅原英信さん(42)、千田佐市商店取締役の千田浩太さん(27)。チーム名は、潟上産つくだ煮の主力材料の一つ、ワカサギの英名から「スメルト」とした。

 産業デザインや販売計画、海外輸出などに詳しいデザイナーやプランナーらでつくる東京の事業者「ててて協働組合」が事業全体を支援する。県が事務局を担い、あきた企業活性化センター、潟上市、市商工会も協力する。

 事業の方向性を考える初会合が3、4の両日、潟上市で開かれた。初日は関係者12人でスメルトのメンバー4社のうち3社の工場を視察。つくだ煮の工程や設備などを見学し、商品の材料や味、種類に理解を深めた。

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